このカテゴリーでは、FMEAとFTAについて説明します。
Failure Mode and Effect Analysis(故障モードと影響の解析)の略称。難しい呼び名だが、実は極めて易しい。「分かっていない人」がする説明が難しいだけ。
製品、サービス、工程が故障しにくいように設計されているか、その合否を判定する手法です。「故障」と「故障モード」は何が違うか、ここから学習を始めよう。
故障モードの意味と種類を正しく理解することが、FMEAを理解する早道。
構造化知識研究所の田村泰彦氏から当研究所に対する抗議文がwebに公開されているが、その間違いを解説します。これを読めば、初心者のFMEA学習に大いに役立ちます。
工程設計が違反が起きないように出来ているか、その合否を判定する手法です。工程の故障モードとは、何を指すか? ここから学習を始めよう。
医療FMEAは、医療の分野で実施する工程FMEAです。工程設計をして、それを守らせるための手法です。ところが、「不具合様式」など、誤った指導が横行しています。どこに注意したらよいか?
Fault Tree Analysis(故障の木解析)の略称で、ベル研究所が開発。重大事故をいくつかの発生要因事象に展開し、展開した要因事象の頻度を集計して 重大事故の頻度を算出する手法。要因事象の頻度が分からないため、ほとんど使われないのが現状。しかし、応用範囲は広く、極めて簡単・有益・重要な使い方がある。使わない手はない。