客観説TQM研究所の考え方や活動に関する情報を提供します。
品質管理は「実務のやり方」です。従って、実務への実効性を検証する必要があります。 実務は千差万別なので、実務経験が豊富で長くないと検証も不可能です。例えば、ある『活動のし方』を大学と企業が共同で検証し、『何型QCストーリー』と命名することが行われた。 しかし、実務は将棋の試合のように1回1回が似ても似つかぬコースを辿って勝敗に至る。ある指し方(戦法)を1回行って 『勝った』 からとて『検証されたQCストーリー』と信じ込むのは一部の学者だけ。 このことは品質管理の大学教授には品質管理の実務経験がないことを意味する。医学でいえば『外科手術の経験がない外科の教授』に相当する。もたらされる弊害は眼を覆うべくもありません。 1970年代に隆盛を極めたTQCから、1980年代に相当数の企業が撤退した。その主な原因は、主観説に基づく「ウソ話作り」にある。TQCが真実に改善成果をあげる活動であったなら撤退するワケがありません。 従来の小集団活動や方針管理は、カンで目標を設定しカンで計画を立てカンで要因を列挙しカンで絞る主観説を中心とする古典品質管理であった。 わが国は、品質管理の分野で世界の指導的立場にあると言われる。しかし、実情は全く違う。詳細は ホームページ開設の目的 を参照して下さい。 当研究所は、以上の問題を打開すことに重点を置いて研究しています。 |